要点
PSAカードの真贋は3つのことで判断します。認証番号がPSA公式サイトで調べられること、調べた内容が手元のカードと一致していること、スラブが開封された形跡がないことです。この3つが揃って初めて、グレードや価格の話になります。当サイトの抽選サービスは18歳以上限定です。
この記事で扱うのは実物のポケモンカードの鑑定カードで、PSAは現在もっとも一般的な鑑定機関です。鑑定費用や送付方法、10点と9点の違いについては、別記事のPSA鑑定カード入門ガイドで説明しています。
認証番号はどこにありますか
PSAカードのラベルはスラブの上部にあり、カード名・発行年・シリーズ・カード番号・グレードに加えて、認証番号(Cert Number)と呼ばれる通常8桁以上の数字が印刷されています。近年の新型ラベルは右側にQRコードが追加されており、スキャンするとPSAの認証確認ページに直接アクセスできます。
以前の旧型ラベルにはQRコードがありませんが、それ自体は偽物である証拠にはなりません。QRコードがない場合は、番号を手入力して調べてください。
ステップ1:PSA公式サイトで番号を調べる
psacard.com を開き、Cert Verification(認証確認)の項目で番号を入力します。ヒットすれば、そのカードの名称・発行年・シリーズ・カード番号・グレードが表示され、一部のカードはPSA自身が撮影した表裏の写真も付いています。
調べてヒットしないなら赤信号です。鑑定が終わったばかりでまだデータベースに反映されていないケースはごく稀なので、一般の買い手が調べてヒットしない番号に出会ったら、まず問題ありと考えてください。
ステップ2:1項目ずつ照合する
調べた情報を手元のカードと1項目ずつ照らし合わせます。カード名、発行年、シリーズ、カード番号(025/165のような表記)、言語版、グレード。どれか一つでも一致しなければ、それは「小さな誤差」ではなく問題です。
よくある偽造の手口は三つあります。一つ目は本物のスラブと本物のラベルはそのままに、中のカードを状態の悪いものや偽物にすり替えて再封入する方法。二つ目は偽ラベルと偽スラブで、すべてが偽造品というもの。三つ目は他人の認証番号をコピーして偽ラベルを印刷する方法で、この場合は公式サイトで調べると別のカードがヒットし、カード名やカード番号が手元のものと一致しません。
ステップ3:スラブとラベル自体を見る
PSAのスラブは超音波溶着で封止されており、正常な状態なら四辺がきれいに揃い、透明で、上下のケースが完全に噛み合っています。開封された形跡としてよく見られるのは、縁が白く濁っている、接着剤の跡がある、上下のケースの片側が浮いていたりずれていたりする、ケース内に破片が入っている、といった点です。
ラベルは印刷を見ます。本物のラベルはフォントが統一されていて、線がくっきりしており、にじみがありません。新型ラベルには偽造防止のホログラム模様があり、光を当てて角度を変えると見えます。ラベルが傾いている、フォントが違う、色味がおかしいといった場合は疑ってください。
ポピュレーションレポートもチェックする
PSA公式サイトのポピュレーションレポート(Population Report)では、そのカードが各グレードで世界に何枚存在するかを調べられます。あるカードのPSA10が世界で数枚しかないはずなのに、市場で同時にたくさん出回っているなら、まず認証番号がコピーされていることを疑ってください。
ポピュレーションレポートは価格を判断する材料の一つでもあり、この点はポケモンカード価格についての別記事で説明しています。
unravel で鑑定カードを見たときに確認すること
賞品ページに掲載されている鑑定カードは、すべてそのスラブ自体を撮影した表裏の実物写真であり、カタログ画像ではありません。ラベルの認証番号は写真上でそのまま確認でき、抽選前にPSA公式サイトで一度調べておくことができます。デイリーチャレンジの懸賞カードも、説明欄に認証番号が記載されています。
抽選で当たったカードはあなたのカードボックスに入り、発送を申請すると届くのは賞品ページに掲載されていたそのスラブそのもので、同じ銘柄の別の1枚に差し替えられることはありません。利用規約にも明記されています。第三者鑑定機関の評価を受けたカードは、当該機関のグレードと封入状態を基準とし、市場価格やグレードは参考情報にすぎません。
受け取り後7日以内にすべき3つのこと
一つ目、荷物を開ける様子を動画で撮影します。外箱からカードを取り出すまで、途中でカットせず撮り続けてください。二つ目、スラブの認証番号を賞品ページとカードボックスの記録に照らし合わせ、あわせてPSA公式サイトでもう一度調べます。三つ目、輸送によるひび割れや傷がスラブにないか確認します。
何か一致しない点や破損があれば、受け取りから7日以内にカスタマーサポートへ連絡し、動画と写真を添えて申告してください。期限を過ぎたり、配送前から存在した問題かどうか確認できなかったりする場合は、対応が難しくなります。
グレードは真贋確認ではない
PSA9とPSA10の違いはカードの状態であって、真贋ではありません。本物のPSA9は本物のカードですし、逆にPSA10であっても認証番号が調べられなければ、グレードがどれだけ高くても意味がありません。真贋の確認を先に済ませてから、グレードに見合う価値かどうかを考えてください。
スラブの中のカードを取り出して確認することはできません。スラブを開けることは鑑定を放棄することと同じで、カードは生カードに戻り、スラブとラベルは二度と使えなくなります。
よくある質問
PSA認証番号が調べてもヒットしない場合はどうすればいいですか?
まず数字の入力ミスがないか確認し、もう一度調べてください。それでもヒットしない場合は、そのカードには問題があるものとして支払わないでください。すでに購入済みなら販売者に対応を求めてください。
ラベルにQRコードがないのは偽物ですか?
そうとは限りません。以前の旧型ラベルにはもともとQRコードがありませんでした。QRコードがない場合は番号を手入力してPSA公式サイトで調べ、ヒットして情報が一致していれば問題ありません。
PSAのスラブは開封できますか?
開封は可能ですが、開けた時点で鑑定は無効になり、カードは生カードに戻って、スラブとラベルは再利用できなくなります。unravel は発送時にスラブを開けることはなく、完全に封入された状態の鑑定カードをお届けします。
unravel の鑑定カードは誰が鑑定していますか?
グレードはPSAが評価したもので、私たちはPSAが封入した状態のまま保管・発送します。賞品ページにはそのスラブ自体の実物写真を掲載しており、認証番号も確認できるので、ご自身でPSA公式サイトを調べていただけます。
同じ認証番号のカードがネット上に2枚出ていたらどうすればいいですか?
認証番号はスラブ1つにつき1つで、重複することはありません。2枚見かけたら少なくとも一方は偽物です。PSA公式サイトで調べたカード名・カード番号・グレードと照らし合わせ、一致しないほうが偽物です。
BGSやCGCの鑑定カードはどう調べればいいですか?
各鑑定機関にはそれぞれ公式の照会ページがあり、方法は同じです。ラベルに記載された番号を入力し、カード名・カード番号・グレードを照合してください。